2017年春 京都岡崎 さくら開花情報 その2

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先週の日曜(4月2日)には蕾が膨らむ状態だった京都・岡崎公園一帯の桜も、まだ満開ではないようですが、ほぼ開花状態となってきました。
今週末はあいにく天気はあまりよくなさそうですが、それでも一斉に花を咲かせた桜を見ていると心が自然と浮き立ってきます。




先週はまだ蕾だった木々も一斉に花を咲かしています。


十石舟もやっと両岸の桜を目一杯楽しめるようになりました。

今後の天気にもよりますが、岡崎公園では、おそらく来週半ばぐらいまでは間違いなく桜の花を楽しむことができるのではないでしょうか。

2017年春 京都岡崎 さくら開花情報

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4月になりましたが、今年は桜前線の北上が少しゆっくりみたいで、2日(日)現在、京都の岡崎公園一帯の桜もやっとつぼみがふくらんできているところで、所々でちらほら咲いているといった状況です。






この時期毎年恒例の岡崎桜回廊ライトアップ&十石舟めぐりも先週末から始まっていますが、ちょっとさびしい感じです。


なお、この十石船については、桜回廊ライトアップ期間の夜間運行は9日(日)まで(桜の開花時期によっては延長の可能性あり)ですが、日中は5月7日(日)まで午前9時30分発~午後4時30分発で毎日運行されます。

乗船券の販売など詳しくは京都府旅行業協同組合ホームページ(http://kyoto-tabi.or.jp/)をご覧になってみてください。

そしてこれもこの時期恒例となりました、笠井季美さんの個展が4日(火)から京都・岡崎のギャラリー唯で開催されます。
今年もからふね屋では新作はがき4種を制作させていただきました。

岡崎公園散策の節にはぜひお立ち寄りください。



笠井季美 個展
顔彩で描く
 心 の 彩 (こころのいろ)

日時:2017年4月4日(火)〜9日(日) 11:00〜18:00(最終日は〜17:00)
会場:ギャラリー唯 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町91
グランドヒルズ岡崎神宮道1階

ギフトショー・page2017・ててて見本市

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今週は久しぶりに1泊2日で東京に出張して、いくつかの展示会をはじごで視察してきました。

ギフトショー春2017

初日はまず有明の東京ビッグサイトで開催されている東京インターナショナルギフトショー春2017に足を運び、昼食もとらずぶっ続けに約4時間館内を見て廻りました。



主にGALLERY&SHOP唐船屋で取り扱える商品がないかを探して廻ったのですが、残念ながらあまり釣果はありませんでした。
ただ、併催のプレミアムインセンティブショーの方ではいくつか参考になる機材や販促アイテムを発見できたので、全くの空振りは避けられました。
因みにこの展示会は広い東京ビッグサイトの全館を使用しており、この日だけでスマホの万歩計は2万4千歩以上をカウントしていました(汗)

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翌日は、まず池袋サンシャインシティにpage2017を訪れました。



こちらは印刷メディアビジネスの総合イベントという位置づけで、会場内では有料・無料のカンファレンスやセミナーがたくさん開催されており、また印刷関連メーカーなどの最新技術を展示するブースや、印刷会社が自社の得意とするサービスを提案する「印刷パートナーゾーン」など盛り沢山のブースが用意されていました。

会場入口では、朝一番から入場に長い行列ができており、印刷業界も厳しい環境が続く中にあって皆さん情報収集に余念のない様子がひしひしと伝わってきました。

この展示会はIGAS(国際総合印刷機材展)などと違って会場が小さいので、大掛かりな機材の展示はありませんが、プリプレスやオンデマンド印刷、インクジェットプリンタ、製本機、電子ブック、ワークフロー関連、ネットワークなど様々な最新技術などを見学できて、大変勉強になりました。

特に今回個人的に目についたのが、デジタルによる校正ワークフローシステムやデジタル検版・検品の提案でした。

校正、それに検版や検品はこれまで人間の目に頼っている部分が非常に大きかったのですが、版下・製版・印刷工程や後加工などの工程がデジタル化によってどんどん省力化され、効率化がある程度行き着くところまで来たので、今度はこの分野に省力化のターゲットが移ってきているようです。

そのうち、完全な無人工場で印刷物がすべてできてしまう時代が来るのかもしれませんね。

こちらの展示会では、製本機械でひとつ面白いものを見つけたのと、印刷パートナーゾーンでいくつか非常に特徴ある技術をもつ会社さんを見つけたのが収穫でした。

ててて見本市

そして今回の東京出張の最後は、青山のスパイラルホールで開催中のててて見本市に顔を出してきました。

こちらは、弊社のGALLERY&SHOP唐船屋で取り扱っているSIWAさんから案内をいただいた、様々な中量生産品・手工業品を『作り手』が『伝え手』に伝える見本市で、事前審査を通った100組の『作り手』さんたちが出展されていました。



SIWAさんの新作ブランド AYUKO HISHIKAWA paper Accessory はもちろんのこと、他にも弊店のコンセプトにあった紙製品のブランドの出展者の方のお話を幾つか聞くことができました。
持ち帰って社内のスタッフと相談しながら、今後弊店での取扱いを検討していきたいと思います。

他にもデザイナーの古い友人に、情報交換をしつつ今話題の築地を案内してもらったり、夜は大学時代の友人たちと旧交を温めたりと、いろいろな意味で有意義な出張となりました。

旧暦と新暦と年越し蕎麦

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今日は1月1日?

旧暦では、今日1月28日が元日、つまり1月1日にあたります。
現に中国をはじめ中華圏国家では春節として祝日に設定されていて、この旧正月を盛大に祝う様子がニュースなどでも見られます。

そもそも旧暦とは太陰太陽暦と呼ばれる暦で、主に東アジアの諸国で採用されていていました。
日本では旧暦は天保暦として明治5年12月2日まで使われて、明治政府によって翌旧暦12月3日をもってグレゴリオ暦(太陽暦)である新暦の明治6年1月1日に改められました。

毎年旧暦の元日の日が違うわけ

ところで旧暦は月の満ち欠けに基いて定められるため1年が354日で、さらに約3年に1回は1年が13ヶ月の閏月が設けられるため、1年が353〜356日の年と、383〜385日の年があり、どうしても旧暦の元日は新暦に照らし合わせると毎年日にちがずれるわけです。

では旧暦の1月1日はどうやって決められるかというと、二十四節気の立春に一番近い新月の日が当てられます。それが今年は1月28日だというわけです。

節分と年越し蕎麦

さて、その立春といえばその前日が節分です。
今年も恒例の、京都吉田神社の節分祭が2月2日・3日の両日執り行われます。
そしてこれまた恒例の河道屋による年越し蕎麦の出張店が吉田神社境内の山蔭神社前にオープンします。






長年のお得意様の年中行事として毎年このお店のお手伝いに伺うと、必ず何人かの方から「なぜ今時分に年越し蕎麦なのか?」とお尋ねを受けますが、蕎麦が他の麺類よりも切れやすいことから「一年の災厄を断ち切る」という厄払いの意味があり、その上で立春が旧暦の元日に近く(あるいは年によっては同じ日)、また翌日から春になる節目の日なので、旧暦を使っていた江戸時代は大晦日ではなく節分に食べる蕎麦を年越し蕎麦と呼んでいたようです。

参考文献

暦 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%A6

旧暦・新暦とは?その違いやずれとは! | jun smile j
http://junsmilej.com/archives/3798.html

新暦と旧暦
http://www.geocities.jp/mishimagoyomi/shinrekikyureki/shinrekikyuureki.htm

節分そば - 麺類雑学辞典
http://www.nichimen.or.jp/zatsugaku/34_01.html

【印刷用紙事典】番外編 越前和紙 視察レポート(後編)

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岩野平三郎製紙所さんの次にシルクスクリーン印刷機を使っての雲母摺りなど和紙加工を手掛けられる加藤紙工所さんをお伺いした後、今度は機械抄きを見学したくて、三田村製紙所さんを訪れました。

三田村製紙所さんは、局紙が専門で、主に賞状用紙や卒業証書用紙、それに出版用紙などを取り扱い、透かし加工などにも対応されています。
この日は残念ながら機械は稼動していませんでしたが、機械を見ながらそれぞれの工程を三田村さんから説明していただけました。



機械抄きとは言え、製造する工程に変わりがあるわけでなく、それぞれの工程が機械化されているだけでして、まずは紙料を撹拌するところから始まります。
 


紙料としては、パルプのほか、紙出(断裁仕上げしたときに出る余り紙など)などを再利用するそうで、そういう意味では局紙というのはリサイクルペーパーとも言えますね。



撹拌して解きほぐされた原料をタンクに移し、作業工程がスタートします。





紙料は沈殿・分離や濾過などを使って不純物などを取り除き、抄造工程に進みます。





ベルトコンベアー上に原料が流し込まれ、抄き作業と乾燥作業が合わせて行われ、ロール状になった紙が出来上がってきます。
透かしを入れるときは「抄き」の工程のところで透かしの「型」をはめ込みます。

通常洋紙・和紙にかかわらず、紙の抄造機と言えば、かなり大きな機械設備となるのですが、この機械は紙の抄造機としては一番小さい部類にあたり、製造ロットも比較的少ない量から対応が可能だそうです。

この日は機械が稼動していなかったので私の拙い説明では分かりにくかったとは思いますが、以上が機械抄きの和紙の工程のざっとした流れです。

今回は日帰りで駆け足の視察で、越前和紙の一部しか見ることができなかったと思いますので、またゆっくりと訪れたいのと、今度は他の和紙産地さんにもぜひお伺いできたらと考えています。

【関連記事】

【印刷用紙事典】番外編 越前和紙 視察レポート(中編)

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山口荘八さんの工房の次に伺ったのが、岩野平三郎製紙所です。
こちらは国内最大の手漉き和紙工房といわれ、特に画紙の抄造は初代から越前一の名工とうたわれ、現代にいたるまで多くの著名な近代日本画家たちに愛用されてきました。

上の写真は工房の中でも一番大きな漉き舟で、特大の特注和紙を漉くための設備です。



この日はまず、煮上がりした原料の雁皮(ガンピ)や三椏(ミツマタ)からゴミやチリなどの不純物を手作業で取り除く作業を見学させてもらいました。





以前は紙漉きを担当されていたベテランの従業員さんが、ほんとうに細かいところまで丹念にゴミやチリを取り除いておられます。
このあと漉きやすいように細かく裁断されます。





こちらの写真は「ねり」といって、和紙を流し漉きする際に紙料と混ぜ合わせる植物粘液で、トロロアオイの根などから作られます。
このねりを混ぜることによって紙料が水の中で均一に漂浮して漉簀の操作がやりやすくなるほか、紙自体の腰を強くする効果もあるそうです。







この日はいくつかの漉き舟で、それぞれ二人一組で職人さんたちが襖判の大きさぐらいの「雲肌麻紙」を次々と漉かれていました。
こちらの工房の四代目社長さんは女性の方なのですが、従業員さんも若い女性の方が目立っていました。



さて、漉き上がった和紙は隣の作業場で、濡れて水分を含んだ状態のまま二人がかりでヘラで気泡を抜きながら乾燥用の干し板に平坦に貼りつけます。



そしてその和紙を貼り付けた板を乾燥用の室に入れてしっかり乾燥させます。
乾燥が終わった和紙は再び室から取り出され、このあと台板から和紙をヘラで剥がすと完成です。

ふたたびつづく・・・・

参照サイト:福井県和紙工業協同組合 「越前和紙®」
      越前和紙の里

【印刷用紙事典】番外編 越前和紙 視察レポート(前編)

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先月、産地問屋の社長さんのご案内で、福井県越前市の越前和紙の産地を視察してきました。

越前和紙は1,500年という長い歴史があり、また全国でも唯一の紙祖神「川上御前」を祀る岡太神社を護り、連綿と今日まで紙漉き、和紙づくりを営んできています。

その技術と品質は日本全国に数ある和紙産地の中でも最高といわれ、室町時代から江戸時代にかけては「越前奉書」や「越前鳥の子紙」は公家・武士階級の公用紙として重用され、全国に広まるとともに、現代では「格式ある」紙として各種の証券や証書などに用いられるほか、多くの著名な日本画家などからは、画紙として愛用されています。

この日は、まずはお昼ごはんに「越前そば」(写真を撮るのを忘れました)をいただいてから、和紙づくりを営む五箇(大滝町・岩本町・不老町・新在家町・定友町)の鎮守である岡太神社・大瀧神社にお詣りしました。



前述の通り、このお社は、里に紙漉きの技術を伝えたといわれる川上御前を祀り、神体山である権現山の山頂にある奥の院とそのふもとに建つ里宮から成り、里宮は、江戸時代後期の社殿建築の粋を集めて再建されたもので、昭和59年国の重要文化財に指定されました。



こちらの春と秋の祭礼は五箇の里を挙げてのお祭りだそうで、特に毎年ゴールデンウィークにある春の例祭は「神と紙の祭り」と呼ばれ県の無形民族文化財にも指定され、大変賑わうそうです。
是非今度はその時期に合わせて伺いたいものです。

さて、いよいよ視察を開始し、まずはご夫婦で手漉き奉書を生産されている山口荘八さんの工房にお邪魔しました。

ちょうど昼休みが終わり、午後の作業が始まったところでした。
この日の作業は透かし文字入りの証書を漉いておられました。



まずは原料を漉舟(すきふね)の中で撹拌します。



そして抄紙つまり紙を漉く作業です。
水中にちらした紙料を簀桁(すげた)で漉くっていきます。



予定した厚さになると桁から簀をはずして、湿紙(しとがみ)と呼ばれる漉きたての紙を重ねてゆきます。



このあとこのまま一晩おいて水切りの後、「圧搾(あっさく)」という作業で余分な水分を取り除き、干し板に貼り付けて乾燥させます。

つづく・・・・

参照サイト:福井県和紙工業協同組合 「越前和紙®」
      越前和紙の里